審美歯科 中原区の大きな魅力
台湾資本企業の面目躍如で、原価低減による粗利益率の向上と販売管理費の削減を増収と同時に実現してきたとのレポートでした。
2004年には銅の国際価格の急騰という逆風に見舞われましたが、これも親会社による一括仕入れで影響を最小限に喰いとめています。
ベトナムの電力需要は今後の経済成長とともに間違いなく拡大を続けるはずですし、2002年から2010年までは年率数%前後の発電量の拡大も見込まれているとの調査結果も出ているとのことでした。
この企業は絶対に落札するぞと胸の鼓動が高まるのを感じた夜でした。
「落札するぞ」という意気込みを持ったわれわれは、次に落札可能価格を算定しなければなりませんでした。
ベトナムの国内投資家は株式の基本的な知識がないため、理論的に滅茶苦茶な価格で入札してくるケースも多く、油断できません。
ちょうどビナミルクのオークションで売出し株数の的%を高値で外国機関投資家・投資ファンドが落札した後でしたので、落札価格が相当高くなることも覚悟しなければなりませんでした。
同業では、電線・ケーブル業界第6位のSAM社が唯一の上場企業で、この時点で実際のIPOへの参加の準備・手続きはメールとファックスを駆使して行うことにしました。
オークション参加申込み書をメールに添付して送ってもらい、すべてベトナム語なのでKに日本語の記入方法訳をつけてもらいました。
記入方法どおりに記入した上で、ファックスでベトナムに送信、同時に原本を郵送しました。
ここまでは順調だったのですが、問題はベトナム投資発展銀行(BIDV)でした。
私は、HSBCではなく、BIDVに口座を開いていたので、BIDVの口座から幹事証券会社指定の口座に参加保証金を代理送金してもらわなければなりません。
BIDVの窓口の人間がIPOについてまったく知識がない状態で、いちからKが説明をしなければならない状態だったようです。
代理送金もすったもんだの末に、日本から送金依頼書をファックスし、同時に原本をKにDHLで送ることになりました。
送金依頼書も、私のUSD口座からVND口座に振替える依頼書と、VND口座から今回の幹事証券のバオヴィエット証券の口座へ送金する依頼書の2枚が必要だということも後で判明しました。
このことが判明するまでには、3時間に及ぶKと窓口の人間との壮絶なバトルがあったようです。
?という感じでしたが、現地で実際に担当者とやりあっているKの方は3万7600VND/株、PER8倍、配当利回り9%で推移していました。
TAYAのPERを10倍程度と予想すると、前期の利益ベースで3万VND前後になります。
上記のような優良企業なので3万〜4万VND/株あたりが落札中心価格帯かと予想していました。
いよいよ入札日です。
Kが自分の分と私の代理分とを入札に行きます。
さてさて、以前には3万VND〜4万VNDと予想した落札中心価格帯をどう読むかです。
幹事証券会社の担当者は2万4000VNDと予想。
彼の予想は今まであまり大きく外れたことはないようです。
BSC証券の女性担当者は2万VND〜2万4000VNDの予想でした。
怒りに満ちたメールも飛んできました(でもベトナムですから・・・)。
BIDVからの送金の完了とバオヴィエット証券での参加手続きの完了を知らせる、比較的穏やかなKからのメールが届きました。
原本も無事届いたようで、明日には原本も提出してくるようです。
前回の予想時に見落としていたポイントが2つ出てきました。
ひとつ目は、個人・法人ともに最高入札株数が5万株に制限されていることでした。
これでは外国機関投資家・投資ファンドといえども、ビナミルク社の時のように買い占めることはできません。
2つ目は、外国資本の株式会社が上場する際の法整備がまったく進んでいないという点でした。
政府自体が上場を推奨しているので、法整備はされていくはずですが、2005年度中の上場には疑問符がつきます。
幹事証券でKが入札者リストを覗き見た限りでは、特に過熱している感じもないようです。
PER9倍程度ということで、2万6000VNDから3万1000VNDが落札中心価格帯と読みました。
Kは○日、とうとう待ちに待った入札結果報告が来ました。
「率直に謝ります。
まったく想定外の結果になりました。
」で始まるメールには、最高落札価格2万9100VNDの文字が!そうです。
私は外国資本100%企業初のIPOで栄えある最高落札価格者としてベトナム株式史上にその名を残すことになったのです。
やった!という感じではないですが…。
平均落札価格は1万8922VMD、最低落札価格は1万8000VMDでした。
後で聞いた話ですが、私の入札価格の発表時点では、オークション会場でベトナム人の失笑もおきていたようです。
でもやってみないと何もわかりませんし、失笑を受けるのもある面、学習だと割り切っています。
入札人数(223人)は通常よりも多かったのですが、上限5万株ということで外国人(特に機関投資家・投資ファンド)の参加が想定以上に少なかったようです。
彼らにしたらゴミのようなIPOだったのかもしれません。
ちなみにKが第2位の落札価格で、二人でワン・ツー・フィニッシュでした。
今回の反省を踏まえ、二人で今後の方針を2つ確認し合いました。
ひとつ目は、入札価格の上限はPER8倍程度にし、それで落札できないぐらい過熱するIPO/POはあきらめるスタンスで臨む。
2つ目は、落札株数の上限が設定されているIPO/POには2万8000VND。
私はこれだけ苦労したのに落札できなかったら悔しすぎるのと、どうしても落札後のプロセスも経験しておきたかったので、2万9100VNDで入札することにしました。
ベトナム人価格での入札も視野にいれる、です。
TAYA社は2006年2月賜日に、若干計画よりは遅れましたが、無事ホーチミン証券取引センターに上場しました。
外国資本企業では初の上場企業です。
3月には1株6万VNDの大台にものせました。
平均落札価格であれば3倍以上になった計算です。
最高落札価格でも倍になっているのですから、苦労した甲斐はあったように思います。
今後注目すべきIPO企業とは多様な業種・業界の企業が続々とIPOとその後のPOを行っています。
国営企業の民営化以外にも、上記のTAYA社のような外国資本企業のIPO/POもあります。
2006年5月末時点では、国際食品株式会社(InterFOOd社)が外国資本企業で何番目かのIPOをやろうとしています。
サイゴン証券が幹事証券で、レジェンドサイゴンホテルで投資説明会も開催されます。
強い成長基盤を有し、資本金も大きく、外国機関投資家や外資系投資ファンドの参加も見込まれるIPO案件です。
ホーチミン証券取引センターへの上場予定もあるようです。
TAYA社の時とは違ってきちんと情報収集をし、適正価格での落札を目指したいと思います。
国際食品株式会社(InterFOOd社)もそうですが、今のベトナム株式市場では、ビナミルク社を筆頭に、消費財・食品関係の企業に勢いがあります。
しかし、今後の○年間を考えると、他にも着目すべき有力分野が間違いなくあります。
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